井上九郎右衛門(いのうえくろうえもん)
黒田家の重臣、筑前黒崎城城代。
諱は之房。黒田二十四騎。
生没年、1554~1634。
播磨出身、職隆、官兵衛、長政、忠之の4代に仕えます。
慶長5年(1600年)の石垣原の戦いでは、豊臣方の大友義統の重臣、吉弘統幸を打ち取るなどの功績をあげます。
筑前福岡藩成立後、黒崎城城代を任せられます。
寛永9年(1632年)の黒田騒動では近習出頭人(近習として主君の信頼を得て出世した者)の排斥に加担しました。
寛永11年(1634年)10月22日に病没。81歳でした。