宇都宮鎮房(うつのみやしげふさ)
豊前城井谷城主。
生没年、1536~1588。
大内義隆、大友宗麟らに仕えますが、薩摩の島津氏が北上するとこれに従います。
天正15年(1587年)の豊臣秀吉による九州討伐の後、領土を失います。行き場を無くした鎮房は城井谷城に籠もり一揆を起こします。黒田長政らの軍を退けますが、その後、黒田官兵衛、長政に城井谷城を包囲され、本領安堵と13歳になる娘・鶴姫を人質とする事を条件に降伏。
天正16年(1588年)4月20日、長政の居城中津城で謀殺されます。